最近消費税増税問題がとうとう現実となってしまった。

　これが「必要悪」であるかどうかは議論の別れるところであるし、今のこのしなびたキャベツのようなテンションで論じるのもナンセンスだからあえて論じない。

　でも、皺寄せは庶民たる我々に確実に来ている、そう実感する出来事があった。少し愚痴気味なので20行後から。

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　「私の家庭はそう収入が多いわけではないから、節約してくれ。増税とかでまずくなっているからこそ今から」と。父親からそう言われたのだ。

　私はかなり気を使っていると自負していたが、やっぱり他の人の視点から見るとまだまだ詰めが甘かったようだ。やはり客観というか、「他の人の主観」を定期的に取り入れることは一人では出来ないからこそこういう機会が居るのかもしれない。

　で、問題は別である。他の家族の放埒っぷりが凄いとのことで......私は個人を心変わりさせる手段など知らない、そう知らないのである。父親が言うには電気の節約にも障壁になっていると。携帯代とかも右に以下略であると。それに消費税増税とかが加わったらお前ら大学とか行けねーんじゃねーの？と。

　確かに私から見ても目に余る。だから個人が放埒するのではなく強調しなければ立ち行かない。だからお前も協力してくれと。

　なんだか、戦争やお国騒動も案外こんなかんじかもしれない。そうなると、私は今歴史の一ページの縮図を見ているのかも。

　だとすると、二宮金次郎たる人間は誰なのか。外に求めてはいけないのかもしれない。私がなるぐらいの気概で、臨みたいものである。我が悲願の成就のためにも、少しずつ。

　というわけで、案外家庭崩壊気味のうちは調停者がいるのかもしれないな、なんて思ったのでした。今の傍観者ってポジから上手く昇格......してみせるッ（汗